皮膚科で処方されるあのクリーム、ゼロイド代表製品4選
著者 URICOSME

ゼロイド(ZEROID)という名前を知らなくても、一度は出会ったことがあるかもしれません。皮膚科で「これを塗ってください」と手渡されたクリーム、アトピーの情報を検索していておすすめ記事で見かけたブランド。ゼロイドはネオファームが開発したメディカルスキンケアブランドで、独自の皮膚バリア技術MLE®と特許成分ディフェンサマイド(Defensamide™)を軸にしています。
最近ではオリーブヤングにも入店し、病院専用というイメージから一歩踏み出しました。そのため「どの製品から試せばいいの?」という質問が増えています。ゼロイドのラインナップの中から最も代表的な4製品を、肌タイプ別にまとめてご紹介します。
超乾燥肌・アトピー肌の保湿の正解 — インテンシブクリーム

ゼロイドといえば真っ先に思い浮かぶのがインテンシブクリームです。2025年オリーブヤングアワードのクリーム部門でMD's PICKに選ばれるほど、市場でも製品力が認められています。
この製品の核心はMLE®技術です。人間の肌の脂質構造に似た多重層板構造を形成し、崩れた皮膚バリアを物理的に補強する仕組みです。単に油膜を張るのではなく、肌そのものの構造に似た保湿膜を作り出すのです。セラミド成分とスクワラン、カカオシードバターが配合されており、しっかりとした保湿力があります。
テクスチャーはリッチなクリームタイプなので、最初は「重くないかな?」と思うかもしれませんが、意外にも肌の上でよく伸び、ベタつきが残りません。冬場の乾燥がひどい方や、肌がひび割れるような感覚がある方には、最も直感的な選択肢です。
おすすめ対象:超乾燥肌、アトピー肌、皮膚バリアが崩れて何を塗ってもヒリヒリする方
敏感だけどベタつくのは嫌な時 — スージングクリーム

インテンシブクリームが「保護」に重点を置くなら、スージングクリームは「鎮静」に重きを置いた製品です。同じゼロイドでも、使用感はかなり異なります。
スージングクリームはディフェンサマイドとMLE®技術は同じですが、テクスチャーがずっと軽いです。ベタつかずにすばやく吸収されながら、インナードライをケアするタイプです。ヒアルロン酸とベニバナ種子オイル(サフラワーシードオイル)が水分を補給し、ビサボロールが刺激を受けた肌を鎮静させます。
季節の変わり目に肌が赤くほてってかゆい時、このクリームを塗ると確かに鎮静が早いと感じました。インテンシブクリームのようにしっかり覆う感じではありませんが、刺激なく肌を落ち着かせてくれる心地よさがあります。季節を問わずデイリーで使いやすい製品です。
おすすめ対象:敏感肌・混合肌、さっぱりした保湿を好む方、季節の変化で肌が敏感になりやすい方
肌荒れと皮脂が気になるなら — ピンプルーブクリーム

「ゼロイドは乾燥肌専用じゃないの?」そう思う方がかなり多いのですが、ピンプルーブ(Pimprove)ラインは脂性・トラブル肌のために特別に作られた製品です。
ピンプルーブクリームは弱酸性(pH 4〜5)フォーミュラで肌の酸性保護膜を維持しながら、ジンクPCA(Zinc PCA)が過剰な皮脂をコントロールします。さらにレストラマイドとディフェンサマイドが、トラブルで赤くなった肌を鎮静させる役割を果たします。ノンコメドジェニック(ニキビ誘発なし)テスト済みなので、毛穴詰まりの心配なく使えます。
使用感はゼロイドのラインナップ中、最も軽いです。ジェルクリームに近いテクスチャーで、塗った後はほとんど何も塗っていないかのようなさっぱり感です。皮膚科でトラブル治療後に「刺激のない保湿剤を使ってください」と言われた時、まさにこの製品がその役割を果たしてくれます。
おすすめ対象:脂性肌・ニキビ肌、トラブル後の鎮静が必要な方、軽い保湿をお求めの方
家族みんなで使うボディ保湿 — インテンシブローション

インテンシブローションはインテンシブクリームと同じMLE®技術が適用されていますが、テクスチャーをローションタイプに軽くした製品です。広い面積に塗り広げやすく、ボディの保湿に特に適しています。
顔にインテンシブクリーム、ボディにインテンシブローションを合わせて使う方が多いです。クリームのような重さはないのに、バリア強化効果は同じように得られるからです。シャワー後、肌にまだ少し水分が残っている状態で全身に軽く塗り広げると、乾燥することなく一日中快適な保湿が続きます。
香料・着色料不使用の低刺激処方なので、赤ちゃんから大人まで家族全員で使えるのもメリットです。お子さんにアトピーがあってボディローション選びが大変なご家庭なら、このローション一本で家族全員解決というケースも少なくありません。
おすすめ対象:ボディ保湿が必要な方、家族みんなで使える製品をお探しの方、クリームのテクスチャーが重く感じる方
自分の肌に合ったゼロイドの選び方
| 製品 | 肌タイプ | テクスチャー | キーポイント |
|---|---|---|---|
| インテンシブクリーム | 超乾燥肌・アトピー | リッチクリーム | MLE®バリア強化 + 高保湿 |
| スージングクリーム | 敏感肌・混合肌 | ライトクリーム | さっぱり鎮静 + デイリー保湿 |
| ピンプルーブクリーム | 脂性肌・トラブル肌 | ジェルクリーム | pH4弱酸性 + 皮脂コントロール |
| インテンシブローション | 全肌タイプ | ローション | ボディ保湿 + 家族全員使用 |
ゼロイドのすべての製品は、香料・着色料を排除した低刺激処方が基本です。「皮膚科で処方されるクリーム」というタイトルは伊達ではありません。肌が敏感で新しい製品を試すのが怖い方にとって、ゼロイドはその恐怖を最も安全に乗り越えさせてくれるブランドのひとつです。
ただし、MD(医療機器)ラインと一般(化粧品)ラインが別々に存在するため、購入前にどちらのラインかを確認することをおすすめします。MDラインは病院での処方が基本で、一般ラインはオリーブヤングなどで自由に購入できます。



