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リアルレビュー·

ドレッサーの上のグリーンラベルを、もう一度

著者 URITRIP

ドレッサーの上のグリーンラベルを、もう一度

BRINGGREENのティーツリーシカラインを数日そばに置いて感じたこと

最近、ドレッサーの上でグリーンのラベルがやけに目に入る。ミントとグリーンのあいだにあるような色。以前ならその色を見るだけで、なんとなく「やさしそう」と思っていたけれど、今回あらためて見たBRINGGREENは少し違う表情をしていた。

きれいなナチュラル感だけを前に出すというより、ティーツリー、シカ、亜鉛といったおなじみの鎮静成分を中心に、肌がゆらぎやすいときに手に取りやすいラインとして整えられている印象。香りのある慰めというより、洗顔後に赤みを帯びた肌へそっと置く冷たい手のひらに近い。

今回使ってみたのは、ティーツリーシカトナー、スージングクリームプラス、トナーパッド、そしてジンクテカ1.2%セラム。派手な一発逆転というより、毎日の肌コンディションが大きく揺れないように支えてくれるラインに近い。

ティーツリーシカ スージングトナー

最初に手が伸びたのは250mlのトナーだった。このくらいの容量があるトナーは、使っていて気が楽だ。惜しまず使えるし、コットンにたっぷり含ませても、つい量を計算してしまう感じがない。

テクスチャーはほとんど水のよう。肌の上ですっとなじみ、残るべたつきも少ない。だからこのトナーは「スキンケアの最初の保湿ステップ」というより、「肌の温度を一度落ち着かせるステップ」として使うほうがしっくりきた。

特によかったのは、存在感が大きすぎないところ。香りが強く残ったり、塗ったあとに重い膜感が出たりしないので、朝にも使いやすい。運動後、シャワー後、顔が少しほてった日には、コットンに含ませて3〜5分ほどのせておくと、ルーティン全体がすっと静かになる感じがした。

ただし、トナーだけでしっかり保湿したい人には少し物足りなく感じるかもしれない。これはうるおいを完結させるトナーというより、次のステップを受け入れやすくする鎮静ウォーターに近い。

ティーツリーシカ スージングクリームプラス

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クリームは思っていたより軽い。名前はクリームだけれど、手に出すとジェルクリームに近く、肌の上でなめらかに広がる。

インナードライの脂性肌なら、この使用感はかなり心地よく感じられそうだ。テカりは苦手だけれど、何も塗らないと内側がつっぱる日。そんな中途半端な日に薄くのばすと、肌が重たくならずに整う。夏の昼間、マスクを外した直後、あるいは頬に熱がこもったときに使う満足感が高かった。

一方で、乾燥肌の場合は夜の保湿をこれひとつで終えるには少し足りないかもしれない。「さっぱりしていていい」という長所が、肌タイプによっては「もう一層ほしい」と感じられることもある。個人的には、単独の保湿クリームというより、鎮静ジェルとクリームのあいだにある製品のように感じた。

おすすめの使い方は、薄く一層。肌が敏感な日は、いろいろ重ねすぎるより、トナーで一度落ち着かせてからこのクリームで軽くふたをするくらいがいちばん心地よかった。

ティーツリーシカ トナーパッド

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トナーパッドは、忙しい日にこそよさが出る。トナーをコットンに含ませることさえ面倒に感じる朝や、外出後に頬やフェイスラインの赤みがいつもより気になる日に、すぐ取り出して使いやすい。

こういうパッドは強く拭き取ると、かえって敏感な肌には刺激になることもあるので、拭き取りよりも短時間のせておく使い方のほうが好みだった。頬の中心、フェイスライン、小鼻の横など、熱感が出やすい部分にのせると、ルーティンがかなりシンプルになる。

パッドのよさは、劇的な変化よりも習慣にしやすいところにある。手が伸びやすい製品は、肌が本格的にゆらぐ前にもう一歩早くケアするきっかけになる。そういう意味では、このラインの中でいちばん生活に溶け込みやすい製品だった。

ジンクテカ1.2%セラム

このラインの中で、いちばん目的がはっきりしているのはセラムだ。25mlの小さなボトルに入ったジンクテカ1.2%セラムは、顔全体にたっぷり塗るというより、「ここ、何か出てきそう?」と思う瞬間に手が伸びるタイプ。

ティーツリーシカラインが広い面の熱感や赤みをなだめる感じだとしたら、このセラムはもう少し狭く、具体的に狙う印象。あご先、口まわり、頬の中央など、トラブルが出やすい部分に少量ずつ置くように使うのが合っていた。

BRINGGREENの発表によると、この製品は2023年7月から2025年5月までの25ml単品基準で累計販売100万本を突破したとされている。数字そのものよりも興味深いのは、「できてしまったトラブルを隠す」製品ではなく、「出てきそうな不安な瞬間」に寄り添う製品として位置づけられているところだ。

個人的には、セラムとトナーの役割を分けて使うのがいちばんよかった。赤みがぽつんと出そうな部分にはセラム。顔全体が熱っぽく敏感な日にはトナーパック。こう分けると、ルーティンが重たくなりすぎない。

合いそうな肌タイプ

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混合肌、脂性肌、インナードライの脂性肌なら、このラインの軽さはかなり心地よく感じられると思う。特に、油分の重さは苦手だけれど鎮静系のアイテムは続けて使いたい人に向いている。

赤みが出やすい敏感肌や、トラブルが出る前から気になってしまう肌にも方向性がはっきりしている。ただし、かなり乾燥しやすい肌なら、保湿クリームやもう少しリッチなアイテムを一層足したほうがよさそうだ。このラインは濃厚な栄養感よりも、早めに冷まして軽く整える方向に近い。

もう一度手に取りたくなる理由

BRINGGREENのグリーンラベルは、今も控えめだ。ラグジュアリーな香りや、強く欲しくなるようなパッケージではない。その代わり、洗面台やドレッサーの端に置いておいて、肌が少し不安定な日に何気なく手に取りやすい。

今回のティーツリーシカラインをひと言でまとめるなら、「肌が騒がしい日の静かなルーティン」。劇的に変わったというより、必要な瞬間に必要なだけ使えるように整えられている感じがする。だからこそ、毎日使いやすい。

敏感寄りの脂性肌、トラブルの前兆を感じやすい肌、夏になると顔の熱感でスキンケアが重く感じる人なら、一度見直してみてもいいラインだと思う。単にコスパがいいというより、そばに置いておきやすい鎮静ルーティンという表現のほうがしっくりくる。

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