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アクティブ成分

コレステロール

Cholesterol

角層脂質の三本柱のひとつで、セラミド・脂肪酸と比率を合わせてバリアをつくる脂質成分です。

どんな成分か

コレステロールは角層細胞間脂質の約25%を占めるステロールです。セラミド、遊離脂肪酸とともにラメラ構造をつくってバリアを形成し、三つの脂質が一定の比率でそろっているときにバリアが安定するというのがバリアクリーム設計の基本原理です。

化粧品用は羊毛脂(ラノリン)から精製するか、植物ステロールで代替します。韓国製品200に配合され、セラミドと対にしてバリアクリーム・リップクリーム・乾燥肌向け製品に配合されます。

化粧品での役割

バリア脂質の補給

加齢肌ではセラミドよりコレステロールの減少が目立つという研究があり、成熟肌向けのバリア製品ではコレステロールの比率を高めます。セラミドだけの処方より三つの脂質を一緒に配合したときのほうが回復が早くなります。

処方の柔軟性

脂質の層に柔軟性を与える成分のため、クリームやバームが硬くならないようにし、乳化の補助剤としても使われます。

根拠と適用範囲

コレステロール・セラミド・脂肪酸を比率に合わせて塗ると傷んだバリアの回復が早いという研究が複数あり、加齢肌ではコレステロールが優勢な比率のほうが効果的だったという研究があります。米国CIRは現在の使用範囲で安全と評価しています。

濃度と処方による違い

0.1〜2%が一般的で、セラミド・脂肪酸と3:1:1のような比率で設計された製品がバリア目的に合います。油溶性のためクリームやバーム剤形に配合され、全成分でセラミドの近くにあればバリア処方です。

使用上の注意

刺激やアレルギーの報告はほとんどありません。食べるコレステロールと塗るコレステロールは関係がなく、動物由来を避けたい場合は植物ステロールの製品を選べます。

類似成分との比較

セラミドCeramideセラミドがバリア脂質の骨組みなら、コレステロールはその層の柔軟性を担います。両方を脂肪酸とともに比率に合わせて配合した処方がバリア回復に有利です。
フィトスフィンゴシンPhytosphingosineフィトスフィンゴシンはセラミドの前駆体でバリア脂質の合成を促す方向、コレステロールは脂質そのものを補給します。

よくある質問

化粧品のコレステロールは体に悪くないのですか?+

塗るコレステロールは角層の脂質を補う成分で、血中コレステロールとは無関係です。

セラミドだけの製品とコレステロールまで入った製品に違いはありますか?+

三つの脂質を一緒に配合したほうがバリア回復に有利という研究があり、コレステロールと脂肪酸が一緒に入った製品のほうがバリア目的に適しています。

ニキビ肌もコレステロールクリームを使えますか?+

毛穴をふさぐ性質は低いものの、リッチな剤形が多いので軽い剤形を選ぶとよいでしょう。

出典と確認日

UCURICOSME 편집팀
最終確認 2026.09.23 · 次回点検 2027.03.23

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