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大人のシミ隠しメイク|厚塗りにならないコンシーラーの塗り方

著者 URITRIP

大人のシミ隠しメイク|厚塗りにならないコンシーラーの塗り方

大人のシミ隠しメイクでまず見直したいのは、ファンデーションの量よりも塗る範囲です。顔全体のトーンは薄く整え、残ったシミにだけコンシーラーを少しずつ足していく方法から始めてみてください。いちばん濃いシミに合わせて顔全体を覆うと、もともと均一だった部分まで厚塗りになり、「隠してます感」が出やすくなるからです。

ここで大切にしたい基準は、シミがどれだけ消えたかと同時に、まわりの肌と自然につながっているかどうかです。小さな点がうっすら残っていても、頬や目もとの肌がなめらかに見えていれば、日常のメイクとしては十分です。反対に、シミは隠れたのにその部分に明るい縁ができたり、表情を動かしたときにベースがよれたりするなら、カバー力より先に色と量を見直しましょう。

大人のベースメイクは、乾燥しているところから確認する

年齢とともに肌が乾燥しやすくなるのは事実です。米国皮膚科学会(AAD)は、特に60〜70代の肌は水分が失われやすく、乾燥や刺激を感じやすくなると説明しています。とはいえ、40代や50代を含む大人の肌がすべて同じように乾燥肌というわけではありません。頬はつっぱるのに、鼻やおでこには皮脂が出るというように、部位によって状態が違うこともあります。

メイクの前に、頬や口もとがつっぱっていないか、目の下に皮むけがないかを確認してみてください。乾燥した肌には、肌に合う保湿剤を使うのが基本です。AADも、乾燥がひどい場合はローションよりクリームや軟膏タイプのほうがうるおいを保ちやすいとしています。ただし、メイク前に誰もが重いテクスチャーを厚く塗る必要はありません。スキンケアとして必要な保湿量と、その上にメイクがきれいにのる量は、分けて考える必要があります。

皮むけが気になっても、急いでこすり落とすのは避けましょう。すでに乾燥して敏感になっている肌には、刺激を重ねることになります。保湿のあと肌表面にスキンケアがたくさん残っているなら、すぐにベースを重ねず、少し時間をおいて肌の状態を確かめてください。シミを隠す前に土台を整えるのは、カバーアイテムをうまく使うためです。カバー力の高いアイテムひとつに保湿やキメを整える役割まで任せると、量ばかりが増えてしまいます。

コンシーラーの色は、明るさよりまわりの肌とのつながりで選ぶ

アクリルスタンドにコンシーラーと色見本を並べ、まわりの肌に合う明るさと色みを確かめることを伝える画像

シミを隠す色と、顔を明るく見せる色は目的が違います。明るいコンシーラーを塗ると暗い部分はパッと明るく見えますが、まわりの肌との差が大きいと、隠した部分がかえって目立ってしまいます。シミ用のコンシーラーは、ベースを塗ったあとの肌に自然になじむ色を第一候補にしましょう。

選ぶときは手の甲の発色だけで判断せず、実際にカバーしたい部分のまわりで、明るさや黄み、赤みがどう合うかを確認してみてください。少量を伸ばして境目が浮かないかを見るほうが、色番号の名前だけを比べるより実用的です。同じ「ライト」でも、ブランドやアイテムによって色は同じではないからです。

参考にできるアイテムに、ジョンセンムルのスキンヌーダークッションコンシーラーがあります。クッションタイプのコンシーラーで、公式の使い方は適量を薄く伸ばして軽くたたき込む方法です。ブランド自身が大人の肌のシミ隠しを紹介した動画ではライトが使われていますが、日本で扱われているフェアライト、ライト、ミディアムの3色から、上の方法で自分の肌に合う色を選んでください。容器はクッションファンデーションに似ていても、ふだんのクッションのように広く何度もたたくより、必要な部分のカバー量を調整するアイテムとして使うのがこの記事の目的に合っています。

手持ちのコンシーラーで量と境目を調整できるなら、新しいアイテムを先に買う理由はあまりありません。アイテム選びで見たいのは、名前や広告の持続時間よりも、自分のベースの上に少量のせたときに色が浮かず、狙った範囲にとどまるかどうかです。

パフにとる量を減らすと、シミ隠しがぐっと楽になる

クッションコンシーラーとパフ、パレットを並べ、パフにとる量を先に減らすことを伝える画像

最初からたくさんの量をのせると、カバーしたい部分と伸ばして広げる部分が同時に増えてしまいます。それをなじませようと何度もたたいているうちに、さっき隠した部分までまた触ってしまうのです。だからこそ、肌にのせる前にパフやブラシにとった量を調整することが大切です。

クッションタイプなら、少量をとってから、ケースの量を調整する面や清潔なパレットの上で均一に広げてみてください。パフの一か所に固まらないようにするのが目的です。肌には軽くたたき込むように薄い層をつくり、一度顔全体を見てから、足りない部分にだけ重ねます。何回重ねるかという決まった回数より、いま肌の上に残っている量を見るほうが確実です。

小さなシミは、ブラシの先やパフの細い角を使うと塗る範囲を狭くしやすくなります。シミの中心に必要な量を置き、縁をまわりのベースとつなげましょう。このとき中心をこすって広げてしまうと、本当に隠したい部分のカバーが弱くなります。中心はそのまま、境目だけを整えるつもりで、手の動きを小さくするのがコツです。

淡い色が広く出ている部分は、小さな点を隠すときとアプローチを変えます。パフの広い面で薄く整えてから、特に濃く残った部分だけを狭い範囲で補うことができます。片方の頬にシミがあるからといって、反対側にも同じ量を足す必要はありません。左右に塗る量をそろえることではなく、仕上がった顔で色と質感のバランスがとれているかが基準です。

目の下のクマと濃いシミを、同じ方法で隠さない

目の下や頬の高い位置が暗く見えるときは、色だけでなく、顔の凹凸と光でできる影もあわせて見る必要があります。目の下のふくらみやくぼみでできる影は、いわゆる黒クマです。顔の向きを変えたり、照明の方向を変えたりしたときに暗い部分がどれだけ変わるかを見ると参考になります。ただし、この確認だけで色素の種類や肌の状態を判断することはできません。

影ができる部分をコンシーラーで明るくすると暗さは和らいで見えますが、くぼみそのものが埋まるわけではありません。この違いを知っておくと、いくら重ねても解決しない部分で手を止められます。特に目の下全体を一度に明るく覆うより、実際に暗く見える狭い範囲から薄くつなげていくほうが、量を調整しやすくなります。

小鼻のキワのように狭く凹凸のある部分は、パフの広い面を無理に押し当てるより、角や小さなブラシを使ってみてください。道具のサイズを変えれば、手に力を入れなくても必要な部分に届きます。目もとや口もとのように表情で動く部分は、塗った直後だけでなく、軽く笑ったときにも確認しましょう。シワに沿ってアイテムがたまっているなら、さらに隠す前に余分な量を取り除くほうが先です。

チークは、カバーした層を崩さずに血色を足す

薄紫のサテンの上にチークとブラシを置き、ほんのりした血色を足すことを伝える画像

シミのカバーが終わると、顔の色は均一に整う一方で、頬の自然な血色まで薄く見えることがあります。そんなときはベースをさらに明るくするより、チークを少量足すのもひとつの方法です。大切なのは色を濃く出すことより、先につくったカバーを崩さない手の動きです。

ブラシにとる量を調整して、頬に軽くのせてみてください。カバーした部分を何度も強く往復させると下のベースが動いてしまうので、短くやさしいタッチから始めるのがおすすめです。色が足りなければ少し足せますが、濃くのりすぎた色を落とそうとすると、ベースまで直すことになりかねません。

ブランドの動画で使われているのは、ジョンセンムルのパウダーチーク「カラーピースブラッシュ」のエモーションロージー(韓国名)です。このチークは日本の公式ショップでは扱われていないので、手持ちのチークで十分です。少量で発色を調整しやすく、ベースとなじむものなら活用できます。

テクスチャーも年齢だけで決めるものではありません。パウダーチークはブラシでふんわりのせる使い方ができ、クリームチークも肌とベースの組み合わせによっては使いやすいことがあります。ただし、すでにカバーした部分を何度もこする使い方なら、テクスチャーに関係なく注意が必要です。色と一緒に、塗るときの力加減や下のベースが動いていないかを見るのはそのためです。

パウダーとメイク直しは、必要な部分だけに

明るいガラスのドレッサーにパウダーとブラシを置き、必要な部分だけを仕上げる方法を表した画像

仕上げのパウダーを顔全体に同じ量だけ塗る必要はありません。皮脂が出やすい鼻やおでこと、つっぱりを感じる頬を分けて見てみましょう。テカリを抑えたい部分から少量使い、乾燥しやすい部分にも足すかどうかはそのあとで判断すれば大丈夫です。ツヤが少し残っているからといって重ね続けると、思い描いていた肌の仕上がりから離れてしまいます。

メイク直しも、シミがまた見えてきたからといってクッションを顔全体に重ねるより、まず原因を見るのがおすすめです。皮脂や汗が出ているのか、ベースがよれて固まっているのか、特定の部分のカバーだけが薄くなったのかによって、必要なお直しは変わります。皮脂や汗は清潔なティッシュでこすらずに軽く押さえてオフし、残ったベースの状態を確かめてから、足りない部分にだけ少量補いましょう。

鏡も近くで見るだけでなく、ふだん人と話すくらいの距離から確認すると安心です。拡大して見える小さな跡まですべて消そうとすると、顔全体の質感を見落としがちだからです。日常用か撮影用かで求めるカバー力は変わりますが、量を足して得られる効果と、厚く見える度合いをあわせて見るという基準は役に立ちます。

シミを隠すことと、肝斑をケアすることは分けて考える

メイクは、肌の色の差を一時的に目立たなくする方法です。シミや肝斑の原因を取り除く治療とは役割が違います。年齢とともに増えるシミの多くは、紫外線が主な原因の老人性色素斑(日光黒子)です。一方の肝斑は、頬骨のあたりに左右対称にもやっと広がるシミで、30〜40代の女性に多く見られます。どちらのタイプかは見た目だけでは判断しにくく、両方が重なっていることもあります。

肝斑が気になるなら、いまのカバー方法とは別に紫外線対策が欠かせません。米国皮膚科学会(AAD)は、肝斑のケアとして、UVAとUVBの両方を防ぎ、SPF30以上で耐水性のある日焼け止めをすすめています。外出の15分前に塗り、少なくとも2時間ごとに塗り直し、帽子や日陰も活用するよう案内しています。日本の日焼け止めでは、UVBを防ぐ効果はSPF、UVAを防ぐ効果はPA(PA+〜PA++++)で表示され、耐水性は「UV耐水性★/★★」で示されます。

AADは、可視光線も肝斑を悪化させることがあるとして、酸化鉄を含むカラー付きの日焼け止めもすすめています。これは茶色い跡がすべて肝斑だという意味でも、ふつうのコンシーラーで十分に守れるという意味でもありません。たとえばスキンヌーダークッションコンシーラーにはSPF50+・PA+++の表示がありますが、シミのいくつかに薄く塗るだけの使い方では、顔全体の日焼け止めの代わりにはなりません。

大人のシミ隠しで持っておきたい選び方の基準は明確です。さらに重ねる前に、いま必要なのが色の補正なのか、境目の整え方なのか、乾燥した肌の保湿なのかを先に見分けること。その答えに合わせて必要なところだけを直せば、カバー力を上げる工夫と自然な肌の仕上がりは両立できます。シミをどこまで隠すかは好みですが、隠すために足したアイテムのせいで、もとの肌の質感まで不自然に見えないところを探すほうが、現実的な目標です。

保湿と紫外線対策の内容は、米国皮膚科学会(AAD)の60〜70代のスキンケア、保湿剤の選び方、肝斑のセルフケアのページをもとにしています。シミと肝斑の違いは第一三共ヘルスケアの解説、SPF・PA・UV耐水性の表示は日本化粧品工業会の資料を参照しました。商品情報は2026年10月30日にジョンセンムルの韓国公式オンラインストアと@cosmeで確認しています。@cosmeに登録されたスキンヌーダークッションコンシーラーの価格は10gで4,290円(税込)ですが、Qoo10公式ショップでは異なる価格が表示されることがあるため、購入時に確認してください。

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