オリーブヤングのコスパコスメの選び方|トナーパッドから中顔面メイクまで
著者 URITRIP

オリーブヤングでコスパのよいアイテムを選ぶときは、割引率よりも先に、今のメイクで何に困っているのかをはっきりさせるのがおすすめです。洗顔後のつっぱりが気になるなら洗顔料を、メイクが浮きやすい部分の下準備を見直したいならトナーパッドを、ベースメイクが厚くなりがちなら塗る量と道具を見直す、という具合です。同じ予算でも、手持ちのアイテムと役割が重ならないことが、買う意味につながります。
特にトナーパッド、パウダー、ブラシは名前だけで選びがちですが、比べるべきポイントはそれぞれかなり違います。さらに、涙袋やチーク、オーバーリップで顔の余白をどう調整するかを理解しておけば、話題の製品をすべて買わなくても、必要な候補を絞り込めます。基準はシンプルです。製品の知名度より使う目的が先で、価格はその次です。
「2万ウォン以下」は日本円でいくら?価格の見方
韓国のコスパアイテム紹介では、「2万ウォン以下」がひとつの目安としてよく使われます。1ウォン=約0.118円で計算すると、2万ウォンは約2,360円です。ただし、通常価格が2万ウォン以下の製品と、特定のセールのときだけその価格を下回る製品は分けて考える必要があります。単品なのか、リフィルやおまけを含む企画セットなのかによっても、比べ方は変わります。
韓国での価格を例に挙げると、エスネイチャーのアクアライスクレンジングフォーム160mlは公式オンラインストアで19,000ウォン(約2,240円)です。アバウトトーンのブラーパウダーパクト9gとバニラコのスマッジングリップペンシル0.8gは、韓国オリーブヤングの割引前価格がそれぞれ14,000ウォン(約1,650円)です。一方、HWAHONG Mの163ファンデーションブラシは公式オンラインストアで25,000ウォンなので、紹介される道具がすべて2万ウォン以下に収まるわけではありません。
日本で買う場合は、比べ方がさらに変わります。エスネイチャーのアクアライスクレンジングフォームはQoo10の公式ショップで160ml・2,150円、アバウトトーンのブラーパウダーパクト 01 フェアは@cosmeで9g・1,100円と、韓国の価格を円に換算した額より安いものもあります。韓国旅行のついでにまとめ買いする前に、日本の公式ショップの価格もひととおり見ておくと、無駄な出費を防げます。韓国から取り寄せたい場合は、オリーブヤンググローバルが日本へ配送していて、3,900円以上で送料無料、お届けまでの目安は6〜7日です。
コスパを考えるときは、企画セットの中身を実際に使い切れるかどうかも大切です。リフィルを使い切れなかったり、すでに持っているブラシがまた付いてきたりするなら、点数が多いというだけでよい選択にはなりません。必要なアイテムを1つ適正な価格で買うほうが、カート全体で見ると安く済むこともあります。
洗顔フォームは、成分名より洗い上がりの肌状態で選びます
エスネイチャーのアクアライスクレンジングフォームとFULLY(フリー)のライスドウ マスククレンザーは、どちらも「お米」を打ち出していますが、購入前に確かめたいことは異なります。前者は毎日の泡洗顔用の候補で、後者はパックと洗顔を兼ねたい場合に比べたい製品です。同じ原料が強調されていても、使い方や洗い上がりの感触まで同じとは限りません。
ここで大切なのは、洗浄力という一言の評価よりも、落としたいメイクや自分の洗顔方法に合っているかです。軽い日常の洗顔と、落ちにくいポイントメイクを落とす場面を同じ条件で比べると、判断がぶれてしまいます。ウォータープルーフの製品は、まずその製品のクレンジング方法を確認し、洗顔フォーム1本ですべての工程をまかなえるとは考えないほうがよいでしょう。
「弱酸性」という表示も選ぶときの参考情報であって、誰にとっても肌あたりがやさしいという保証ではありません。泡立ちのよさだけでなく、すすいだ後の残り感やつっぱり、普段の洗顔料との違いもあわせて見ましょう。すでに肌に合う洗顔料があるなら、セールを理由に似た製品を買い足す必要はあまりありません。パック洗顔を選ぶ場合も、長く置く使い方をまねる前に、その製品が案内している使い方と時間を確認することが先です。
メイク前のトナーパッドは、密着感と残るエッセンスを一緒に見ます

メイク前に使うトナーパッドは、成分表と同じくらい、パッドの形と厚みが大切です。目の下に貼るのか、小鼻の横のようにカーブのある部分を覆うのかによって、使いやすい形が変わるからです。大きくて厚いパッドがどの部分にもよいわけでも、薄いパッドがどんな場面でも有利なわけでもありません。
比較候補としては、ilsoのドクダミテンダーゾームダブル鎮静パッド、デューイーツリーのACディープ鎮静毛穴パッド、アヌアの8 ヒアルロン酸カテキンカーミングパッドがあります。3つすべてをそろえる必要はありません。購入前に確かめたい基準を分けると、ilsoは目の下を覆う形、デューイーツリーは鎮静用として販売されている製品の使用感と成分、アヌアはカーブに沿わせる薄いパッドの使い方に注目できます。製品名にある「鎮静」や「毛穴」という言葉を、そのまま治療効果や永続的な変化と受け取らないようにしましょう。
日本で買うなら、ilsoのパッドはQoo10の公式ショップで60枚入り・2,600円です。アヌアのカテキンカーミングパッドは2026年4月に日本でも発売され、@cosmeでは110枚入り・2,420円です。
アヌアの公式の使い方は、気になる部分に5〜10分ほどパックのように密着させたあと、肌のキメに沿ってやさしく拭き取る方法です。長く貼るほどよいと考えて時間を延ばすより、案内された範囲で使うのが合理的です。メイク前なら、パッドをはがしたあとに肌に残ったエッセンスの状態も確認しましょう。表面がまだかなり濡れているうちにベースを重ねるのと、なじませてから塗るのとでは、条件が違います。
パッドの満足度を「どれだけひんやりするか」だけで判断しないことも大切です。ひんやり感と、次のメイクがきれいにのるかどうかは別の問題です。うるおいは十分か、貼りたい部分にきちんと密着するか、普段のスキンケアと組み合わせたときに工程が増えすぎないかまで見ておくと、実際の製品選びに役立ちます。
毛穴カバーのパウダーとトーン補正のパウダーは、目的が違います

アバウトトーンのブラーパウダーパクトとピアーのオーパウダーパクトは同じパウダーのカテゴリーに入りますが、選ぶときはまず色つきのパウダーが必要かどうかを考えてみてください。たとえばアバウトトーンの01 フェアのような明るい色は、肌の明るさの見え方にも影響します。一方、ピアーのオーパウダーパクト 01 ピュアホワイトを比べるときは、塗ったあとに残る白さとさらっとした仕上がりを確認することが大切です。名前だけで透明に仕上がると決めつけないようにしましょう。
明るいパウダーを目の下など影が気になる部分に少量使う方法と、小鼻の横や顔の外側のテカリを抑える方法は、そもそも目的が違います。前者では周りの肌と色が自然につながるかがポイントで、後者では必要な部分だけに薄くのせられたかが重要です。同じパフで顔全体を何度も押さえると、この違いを調整しにくくなります。
韓国のレビューで見かける「毛穴消し」という表現は、メイクで肌がなめらかに見える演出として受け取るのが適切です。パウダーが毛穴そのものをなくすわけではなく、目の下の骨格的なくぼみも、明るい色だけで消えるわけではありません。乾燥している部分や小ジワが目立つ部分に量を増やすと、かえって仕上がりが厚く見えることがあります。
そのため、パウダーを選ぶときは手の甲でのさらさら感だけでなく、普段のベースの上に薄くのせたときの色と質感も確認したいところです。メイク直しが目的なら、持ち運びやすさや付属のパフも比べましょう。顔全体を同じようにさらさらにすることより、テカリが気になる位置を正確に決めるほうが、製品を選びやすくなります。
ベースが厚くなるなら、まずブラシの大きさを見直します

ファンデーションやクッションを替えてもベースが厚くなるなら、道具を見直すタイミングです。韓国のブラシブランドHWAHONG Mでは、163はファンデーション用、156はコンシーラー用として販売されています。ここで大切なのは番号の大きさではなく、広く伸ばすのか、小さな部分を整えるのかという違いです。オリーブヤンググローバルでは163と156の両方を扱っていて、日本からも注文できます。
広い面積用のブラシで顔全体に薄い層をつくり、狭い部分は小さな道具で別に整える、というように役割を分けられます。目の下や小鼻の横まで大きなブラシ1本で済ませようとすると、狙った範囲を越えて製品がつきやすくなります。反対に、小さなブラシで顔全体を塗ろうとすると何度も手が往復し、部分ごとの厚みをそろえにくくなります。
新しい道具を買う前に、一度に取る量を減らし、すでに塗った部分に重ね続けていないかを確認してみてください。ブラシを替えれば必ずカバー力が上がるわけではありません。使うテクスチャーと道具、手の力加減がかみ合う必要があります。お手入れも選ぶ基準に入ります。公式の案内どおりに洗えるか、乾かす時間や保管場所を確保できるかまで考えると、よく使う道具になります。
予算が限られているなら、ブラシセット一式より、いちばんつまずいている工程に合う1本のほうがよいと考えます。コンシーラーを狭い範囲に塗ることが悩みなのにファンデーションブラシだけを買い足しても、本当の悩みはそのまま残ってしまうからです。
中顔面メイクは、色より位置と境目が先です
日本でも「中顔面短縮メイク」という言葉がすっかり定着しました。中顔面は、目の下から上唇のあたりまでのエリアを指します。中顔面が短く見えるメイクを目指すなら、特定の製品1つより、目の下と頬の前側、口元の余白をどう分けるかに集中するほうが近道です。ここでいう「中顔面短縮」は顔の実際の長さが縮む変化ではなく、色と陰影で比率の見え方を変える演出です。
トゥーエーエヌのベターミーアイパレット 02 フェアリーのようなパレットを見るときも、「ブルベ向け」という言葉で止まらず、明るい色、中間の陰影色、濃い色をそれぞれどこに使えるかを確認してみてください。涙袋の下の影は、最初から濃い線で仕上げるより、薄い色で範囲を決めて必要な部分だけ足していくほうが調整しやすくなります。線をむやみに下げると、自然な涙袋より目の下の影が強調されることもあるので、もとの目元とのつながりを見ることが大切です。
チークは、頬の前側を広めに染めながら、色が濃くなるポイントの位置を分けて考えると取り入れやすくなります。目の下に近いところにポイントを置き、ふちを薄くぼかすと、頬の下のほうまで色が長く続く仕上がりとは違う印象をつくれます。ただし、顔の形や目の下の状態によって似合う範囲は変わります。一度にすべての色を重ねるより、薄いベースカラーだけをのせた状態で範囲を確認するほうが、修正もしやすくなります。
ノーズシャドウも同じ考え方です。ロムアンドのベターザンコントゥア 02 グレークールのようなシェーディングアイテムは、手の甲での発色の鮮やかさより、顔の上で影のように自然につながるかを見ましょう。ブラシに取った量を落としてから必要な部分にだけ色を置き、境目をぼかしてください。鼻の横を上から下まで同じ濃さでつなげるのと、区間を分けて表現するのとでは、仕上がりが変わります。日本で以前から知られている「ベターザンシェイプ」とは別の製品なので、購入するときは名前を確認しましょう。

オーバーリップを初めて試すなら、バニラコのスマッジングリップペンシル PK01 ヌードローズのように、唇の輪郭を整える目的でつくられた製品を比べてみてください。特定の色が誰にとっても「自分の唇の色」になるわけではないので、もとの唇と境目がどれだけ自然につながるかが基準です。唇全体を大きく広げるより、上唇の必要な部分から少しずつ広げてみましょう。口角と下唇まで同時に大きく広げると、狙った比率より唇そのものの面積が先に目に入ることがあります。このリップペンシルは、Qoo10のバニラコ公式ショップでも購入できます。
色もののコスパは、何色入っているかより、実際に使う色が何色あるかで決まります。手持ちのパレットに似た明るさや陰影の色があるなら、新しい製品を足す前に、のせる位置を変えてみることもできます。たくさんの製品を重ねた完成形のメイクより、1工程ずつ変えていくほうが、どの仕上がりが自分に合うのかも判断しやすくなります。
カートに残すのは、今必要な役割のアイテムです
製品を絞り込むときは、「これを買ったら、メイクのどの部分が変わるはずか」を一文で書き出してみてください。洗顔後の不快感を減らしたいのか、小鼻まわりの下準備を変えたいのか、コンシーラーをもっと狭く薄く塗りたいのか。具体的であるほど、比べやすくなります。
次に、手持ちのアイテムで同じ役割を果たせないかを確認します。セールが終わる前にと似た製品をいくつもカートに入れるより、足りない工程を1つ埋めて、残りの予算を残すほうが納得のいく選び方です。オリーブヤングのコスパアイテムを選ぶ基準も、結局はここにあると考えます。安く手に入れた数ではなく、自分のメイクの中で役割を果たし続けてくれるかどうかが大切です。
価格と取り扱い状況は2026年10月30日時点で、各ブランドの韓国公式オンラインストア、韓国オリーブヤング、Qoo10公式ショップ、@cosme、オリーブヤンググローバルで確認したものです。円換算は1ウォン=約0.118円で計算しています。価格はセールや容量、色によって変わるため、購入時は同じ容量と色で比べてください。