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植物エキス

スペインカンゾウ根エキス

Glycyrrhiza Glabra (Licorice) Root Extract

別名 カンゾウ根エキス · リコリスエキス

スペインカンゾウの根から得られるエキスで、グラブリジンなどのフラボノイドを含み鎮静とトーンケアに使われる成分です。精製成分のグリチルリチン酸2Kとは区別されます。

どんな成分か

カンゾウ根エキスはスペインカンゾウ(グリチルリザグラブラ)の根を抽出したもので、鎮静成分のグリチルリチン酸とトーンを整える成分のグラブリジンやリクイリチンなどのフラボノイドが一緒に含まれます。グリチルリチン酸2Kがそのうち一成分だけを精製したものなら、エキスは根の成分全体を含む形です。

韓国製品46に配合され、ブライトニング美容液、鎮静化粧水、漢方ラインで見られます。ラベルにはカンゾウ根エキス、スペインカンゾウ根エキス、リコリスエキスと書かれます。

化粧品での役割

トーンを整える

グラブリジンがメラニン生成酵素のチロシナーゼを抑えるという研究があり、ブライトニング製品に使われます。紫外線後の色素沈着を予防する方向の研究もあります。

鎮静

グリチルリチン酸とフラボノイドの抗炎症作用で赤くなった肌を落ち着かせる製品に配合されます。二つの役割を兼ねるため、トーンと鎮静を同時に打ち出す製品に合います。

根拠と適用範囲

グラブリジンのチロシナーゼ抑制と抗炎症作用は細胞研究によく裏づけられ、カンゾウエキス製品が色素沈着を改善したという小規模なヒト研究があります。エキスのグラブリジン含有量は表示されないため製品間の比較は難しく、原料によって含有量の差が大きい成分です。

濃度と処方による違い

エキスとして0.5〜5%が一般的で、グラブリジンを標準化した原料を使った製品は効果が安定しています。水溶性のため化粧水や美容液に配合しやすく、油溶性のグラブリジンを精製して配合した製品はオイルや可溶化剤と一緒に配合されます。

使用上の注意

刺激やアレルギーの報告は少ない成分です。植物エキスのためまれに反応が出ることがあるので、新しい製品は少量から始めるとよいでしょう。甘草を食べたときの副作用は塗る製品とは関係ありません。

類似成分との比較

グリチルリチン酸2KDipotassium Glycyrrhizateグリチルリチン酸2Kは甘草の鎮静成分ひとつを精製したもので含有量が明確で鎮静に集中します。カンゾウ根エキスはグラブリジンまで含み、トーンを整える役割を加えます。
ナイアシンアミドNiacinamideナイアシンアミドはメラニンの受け渡しを遅らせ、カンゾウエキスのグラブリジンは生成酵素を抑えます。段階が異なるためブライトニング製品に一緒に配合することが多くあります。

よくある質問

カンゾウエキスとグリチルリチン酸2Kは同じものですか?+

違います。グリチルリチン酸2Kは甘草の一成分を精製した鎮静成分で、エキスはグラブリジンなど複数の成分を含みトーンケアまで兼ねます。

シミに効果がありますか?+

グラブリジンのメラニン生成抑制の研究はありますが、化粧品エキス濃度での根拠は限られます。紫外線対策と一緒に続けて使う補助成分と考えるとよいでしょう。

ニキビ肌でも使えますか?+

鎮静作用があり刺激がないため、ニキビの赤い跡のケア製品にも使われます。

出典と確認日

UCURICOSME 편집팀
最終確認 2026.09.23 · 次回点検 2027.03.23

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