本文へスキップ
医薬部外品 · 抗炎症アクティブ成分

グリチルリチン酸2K

Dipotassium Glycyrrhizate

別名 グリチルリチン酸ジカリウム · 甘草由来成分

甘草の根のグリチルリチン酸を水に溶けるカリウム塩にした鎮静成分で、日本では医薬部外品の抗炎症有効成分として承認されています。

どんな成分か

グリチルリチン酸2Kは甘草の根の甘み成分であるグリチルリチン酸にカリウムを二つ結合させ、水に溶けやすくしたものです。甘草エキス全体ではなくそのなかの一成分を精製した形のため含有量が明確で、色やにおいがありません。

日本では医薬部外品の抗炎症(肌荒れ防止)有効成分として承認され、薬用化粧水やニキビケア製品に非常によく使われます。韓国でも220以上の製品に配合され、低刺激化粧水や鎮静アンプルの定番成分です。

化粧品での役割

抗炎症と鎮静

炎症反応に関わる酵素を抑える方向に働くとされており、赤くなり敏感になった肌を落ち着かせる目的で配合されます。少量でも役割を果たすため低刺激処方で先に選ばれます。

ニキビと頭皮のケア

日本のニキビケア製品や薬用シャンプーで有効成分としてよく使われます。韓国では鎮静化粧水やトラブルケア製品で見られます。

根拠と適用範囲

グリチルリチン酸とその塩の抗炎症作用は古くからの薬理研究に裏づけられており、日本の医薬部外品承認の根拠は肌荒れ防止試験です。化粧品濃度でのヒト研究は、ほかの鎮静成分と一緒に配合された製品で行われたものが多くあります。

日本と韓国での扱い

日本 · 医薬部外品韓国 · 機能性化粧品
表示名グリチルリチン酸2K다이포타슘글리시리제이트
承認・告示区分抗炎症該当なし
配合量承認処方ごとに規定—

濃度と処方による違い

0.05〜0.5%が一般的で、日本の薬用化粧品では有効成分として0.1〜0.5%程度です。水溶性のため化粧水・アンプル・ジェルに配合しやすく、pHや熱に安定です。全成分の後ろのほうにあっても有効濃度が入っていることが多くあります。

使用上の注意

刺激やアレルギーの報告がほとんどなく、敏感肌向け製品の基本成分です。甘草を食べたときの副作用は塗る製品とは関係ありません。

類似成分との比較

スペインカンゾウ根エキスGlycyrrhiza Glabra (Licorice) Root Extract甘草根エキスはグリチルリチン酸と複数のフラボノイドが一緒に入ったエキスで、グリチルリチン酸2Kはそのなかの一成分を精製したものです。エキスはトーンを整える成分も含み、精製成分は鎮静に集中します。
アラントインAllantoinアラントインも日本の抗炎症有効成分で、角質をやわらげる方向に近い成分です。二つを一緒に配合した薬用化粧水が多くあります。

よくある質問

甘草エキスとグリチルリチン酸2Kは同じ成分ですか?+

甘草エキスに含まれる複数の成分のうちグリチルリチン酸ひとつを精製して塩にしたものがグリチルリチン酸2Kです。役割は重なりますが精製成分のほうが含有量が明確です。

日本の薬用化粧水になぜよく入っているのですか?+

医薬部外品の抗炎症有効成分として承認されており、肌荒れ防止を表示できるためです。

ニキビ肌でも使えますか?+

ニキビケア製品を代表する鎮静成分です。毛穴をふさがず刺激がありません。

出典と確認日

UCURICOSME 편집팀
最終確認 2026.09.23 · 次回点検 2027.03.23

関連ジャーナルはまだありませんが、こちらはいかがですか?

一緒によく言及される成分